クラブスピードとは、インパクト直前にクラブヘッドが移動する速度のことです。
クラブスピードによって、ゴルファーの飛距離の可能性が決まります。
クラブスピードが速ければ速いほど、より遠くへボールが飛ぶ可能性があるのです。実際のところ、ドライバーショットの場合、クラブスピードが約0.45m/s高まると、最大3ヤードの飛距離アップに繋がります。
記録された最高速度は69.7m/sで、2014年の世界ロングドライブ選手権の準々決勝でConnor Powersが記録しました。
定義:
クラブスピード – クラブヘッドがボールに接触する直前のヘッドの幾何学的中心の線速度
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アメリカツアー平均
PGAツアー
- ドライバー – 50.5 m/s
- 6番アイアン – 41.5 m/s
LPGAツアー
- ドライバー – 42.0 m/s
- 6番アイアン – 35.3 m/s
その他のデータはこちらからTrackMan PGA and LPGA Tour Averages[/one_half][one_half_last]
TrackManコンバイン平均
アマチュア男性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 49.1 m/s
- HDCP 5 – 45.1 m/s
- HDCP 10 – 42.4 m/s
- アベレージゴルファー (14.5) – 42.0 m/s
- ボギーゴルファー – 41.1 m/s
アマチュア女性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 40.2 m/s
- HDCP 5 – 38.8 m/s
- HDCP 10 – 37.1 m/s
- HDCP 15 – 35.3 m/s
その他のデータはこちらから TrackMan Combine Explained[/one_half_last][separator]
トラックマンマスターの証言…
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Chris Brook
PGA International Golf Coach, UK
“自動車のエンジンのように、パワーを出すことに取り組んでいるプレイヤーを確認する時に使用する項目です。
そのために、私の生徒はキネマティックチェーン(運動学的連鎖)の改善に懸命に取り組みます。順番に、ダウンスイングの中の骨盤の動き、胸部の動き、最後にクラブの動きです。
キネマティックシーケンス(運動学的連鎖)の効率が向上すると、トラックマンで表示されるクラブスピードで確かめる事が出来ます。”[/one_third][one_third]
Dom Dijulia
Dom DiJulia School of Golf, US
“まず初めに、クラブスピードを計測し、生徒が実現できるキャリーとトータル飛距離を確認します。
また、それぞれの生徒にとってのベストを探るためにも使用します。多くのゴルファーは距離を出すために速く振ろうとする傾向があります。
クラブスピードが上がっても、ボールとのコンタクトやコントロールに乱れがあり、15~30ヤードも飛ばなくなる事もあります。
クラブスピードの数値を確認し記録をつけておく事で、キネマティックシーケンスの改善がみられるのか、また、ゴルフ用のフィットネスドリルが有効であるのかを確認できます。”[/one_third][one_third_last]
James Leitz
Pinewood Country Club, LA, US
“ただ単に大事だからという理由ではなく、プレイヤーの最大限のキャリーと飛距離を把握するために、クラブスピードをまず確認します。
レッスンの中では、ウォームアップ段階からクラブスピードに変化が見られた時に確認します。生徒によってはクラブスピードが低下する事もあり、変化に少し戸惑いを感じているのではないかと思う時もあります。
生徒がフルスピードに達したのを確認してやっと、スイングの変化が結果としてあらわれます。”[/one_third_last]
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