アタックアングルとは、インパクト時(ボールの最大圧縮時)のクラブヘッドの上下運動。アタックアングルは水平に対して計測されます。
地面からのショットの場合は、最適なボールの弾道を描くために、マイナスの値のアタックアングルが必要です。
ただし、クラブスピードが緩やかなゴルファーはアイアンでダウンブロー(マイナスの値)になり過ぎないように気をつけなければいけません。
アタックアングルはゴルファーが持つ最大の飛距離に関係するだけでなく、アプローチショットでは、ショットコントロールにも影響します。
ドライバーで最大の飛距離を実現するには、アッパーブロー(プラスの値)は必須です。ドライバーのロフト選びの際、ゴルファーのアタックアングルとクラブスピードを補うようなロフトを選びましょう。アタックアングルがプラスの値になったからといって、最大の飛距離が約束されたわけではありません。クラブの調整も不可欠な要素となります。
定義:
アタックアングル – インパクト時(ボールの最大圧縮時)のクラブヘッドの幾何学的中心の垂直方向の動き
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アメリカツアー平均
PGAツアー
- ドライバー = -1.0 度
- 6番アイアン = -4.1 度
LPGAツアー
- ドライバー = +2.0 度
- 6番アイアン = -2.3 度
その他のデータはこちらからTrackMan PGA and LPGA Tour Averages[/one_half][one_half_last]
TrackManコンバイン平均
アマチュア男性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 = -0.9 度
- HDCP 5 = -1.1 度
- HDCP 10 = -1.2 度
- アベレージゴルファー (14.5) = -1.8 度
- ボギーゴルファー = -2.1 度
アマチュア女性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 = -0.9 度
- HDCP 5 = -1.8 度
- HDCP 10 = -1.7 度
- HDCP 15 = -2.3 度
その他のデータはこちらから TrackMan Combine Explained[/one_half_last][separator]
トラックマンマスターの証言…
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Joel Mercieca
KDV Sports, Australia
“生徒のドライバーフィッティングで、アタックアングルはまず初めに確認する項目のひとつです。
アタックアングルの役割、つまり最適なスピンロフト、ボールスピード、トータル飛距離に関係する項目だと知ってもらうと、驚くような思いもよらない良い結果が生み出されるのです。
ゴルファーのアタックアングルが分からず正しくフィティングすると言うのは、非常に難しい事です。”[/one_third][one_third]
Andrew Rice
Berkeley Hall Golf Club, SC, US
“アタックアングルはデータ項目の中で、王様のようなものだと思います。
クラブパスとショットの質を決めるのに、非常に重要な項目です。
以前から言っておりますが、アタックアングルをコントロールできるゴルファーはボールの弾道をコントロールできると言うことになります。”[/one_third][one_third_last]
Mark Anderson
Philadelphia Cricket Club, PA, US
“ゴルファーがスイングアークのどのポイントでインパクトを迎えているのかを確認するために、アタックアングルをみます。
アタックアングルを確認する時は必ず、インパクト時のボールの位置、スイングの中心移動、手の位置(シャフトも)がどうなっているのかを確認する必要があります。
クラブパスをみる場合、アタックアングルは非常に重要な項目です。
適正なアタックアングルを維持しながらスイングディレクションを調整する方法が私は好きです。”[/one_third_last]
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