スピン量(回転率)とは、インパクト直後のボールのスピン量のことです。
スピン量はショットの高さと距離に大きな影響を与えます。
スピン量は強風時などは特にあまり好まれない値です。
高いスピン量は向かい風の中を打っていかなければならない状況では、邪魔者扱いされます。スピン量を減らす一つの方法としては、ロフトの小さいクラブの使用です。
7番アイアンの代わりに5番アイアンで軽く振る練習をしてみて下さい。ショットの弾道や飛距離をコントロールするのに役立つかもしれません。
ロフトが大きくなるとスピン量も増えます。その他の条件が同一の場合、クラブスピードが上がるとスピン量も増えます。
定義:
スピン量 – ボールがクラブフェイスから離れた直後に生じる、ボールの回転軸で回るボールの回転率 (単位 rpm : 回転毎分)
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ツアー平均
PGAツアー
- ドライバー – 2686 rpm
- 6番アイアン – 6231 rpm
LPGAツアー
- ドライバー – 2611 rpm
- 6 番アイアン – 5943 rpm
その他のデータはこちらから TrackMan PGA and LPGA Tour Averages[/one_half] [one_half_last]
TrackMan コンバイン平均
アマチュア男性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 2896 rpm
- HDCP 5 – 2987 rpm
- HDCP 10 – 3192 rpm
- アベレージゴルファー(14.5) – 3275 rpm
- ボギーゴルファー3127
アマチュア女性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 2831 rpm
- HDCP 5 – 3027 rpm
- HDCP 10 – 3207 rpm
- HDCP 15 – 3287 rpm
その他のデータはこちらから TrackMan Combine Explained[/one_half_last] [separator]
トラックマンマスターの証言…
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Mark Anderson Philadelphia Cricket Club, USA
“ボールの弾道をコントロールするためには、スピン量のコントロールが重要です。
ゴルファーのクラブスピードに対して、最適な弾道のショットを打つためにはスピン量と打ち出し角度が重要になります。
スピン量を確認する際は、ボールがクラブのどの部分に当たっているかを確かめる必要があります。
垂直方向のギア効果はスピン量の数値に大きく影響します。”[/one_third][one_third]
Christoph Bausek Progressive Golf, Austria
“いつも興味深く思いますが、スピン量が変わるだけで弾道が大きく変化します。
多くの生徒は、数ショット打ち方を変えるだけで、ドライバーのトータル飛距離が30ヤード伸びています。
スピン量は主に、スピンロフト、速度、摩擦、打点の芯までの近さで決まります。ドライバーでは垂直方向のギア効果の影響が大きいです。
スピン量がどのように生じるかを理解していく生徒たちに見られる事ですが、ショートゲームで大きなアドバンテージになっています。”[/one_third][one_third_last]
Jamie McConnell JM Golf Academy, Ireland
“スピン量のコントロールは特にショートゲームにおいて大事です。
50ヤードのショットで、状況に応じてスピン量を増やす技術があるかないかは、トーナメントの勝敗の分かれ目にもなりうる事だと思っています。
同様に、チップショットではより少ないスピン量で打つことが出来ると、ハンデと同じ結果になるのか、またはハンデ以上のプレイにつながるかの違いが生まれます。”[/one_third_last]
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