ボールスピードとは、インパクト直後に計測されるボールの速度。
ボールスピードは、クラブスピードとインパクトから生み出されます。
トゥ側やヒール側でのインパクトの場合、ボールスピードの潜在的速度が低下する場合があります。
フックやスライスなどの“少し外れたショット”や、芯をとらえ切れなかったショットもまたボールスピードの 低下につながります。
ゴルファーにとって、クラブスピードは飛距離の可能性を探るために重要な数値ですが、インパクト時に生成されるボールスピードが実際のキャリーを最大限にするために最も重要な要素となります。
ボールスピードが約0.45 m/s高まることで、約2ヤードの距離を伸ばすことにつながります。
ボールスピードの最高速度は、かつてのドラコンチャンピオンRyan Louwによる100.5 m/sです。
定義:
ボールスピード – クラブフェイスから離れた直後に計測される、ゴルフボールの重心移動速度
[separator] [one_half]
アメリカツアー平均
PGAツアー
- ドライバー – 74.6 m/s
LPGAツアー
- ドライバー – 62.1 m/s
その他のデータはこちらからTrackMan PGA and LPGA Tour Averages[/one_half][one_half_last]
TrackManコンバイン平均
アマチュア男性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 71.9 m/s
- HDCP 5– 65.7 m/s
- HDCP 10 – 61.6 m/s
- HDCP 18 – 58.5 m/s
アマチュア女性 (ドライバー)
- スクラッチ以上 – 58.5 m/s
- HDCP 5 – 55.8 m/s
- HDCP 10 – 53.1 m/s
- HDCP 15 – 49.6 m/s
その他のデータはこちらから TrackMan Combine Explained[/one_half_last][separator]
トラックマンマスターの証言…
[one_third]
Chris Brook PGA International Golf Coach, UK
“私のとある生徒の話ですが、時々、18~20ヤード程ドライバーの距離が落ちることがあります。
これは概ね、ボールの位置が右足寄りにある時に起きる現象です。
その生徒とレッスン中にアタックアングルをアッパーにするボールの位置を試していたら、左足のつま先延長線上にボール位置を変えたとき、ボールスピードが一気に67.9 m/sから74.2 m/sに高まりました。
それ以降、ボールスピードが落ち始めたら必ず、ボールの位置を確認するようになりました。”[/one_third][one_third]
Richard Woodhouse KDV Sports. Australia
“生徒に正しいインパクトの動きを教える時に、芯でとらえたショットのボールスピードが上がる事が確認できます。
フェイストゥパスの度合いが大きいとまた、ボールスピードの低下がみられるのもよくあることです。
クラブパスに対してフェイスアングルが整ってくると、ボールの圧縮が高まり、結果としてボールスピードが高まります。” [/one_third][one_third_last]
Christoph Bausek Progressive Golf, Austria
“飛距離を生むことに関して、ボールスピードは重要な要素のひとつです。
クラブスピードに対してボールスピードに相関がみられない場合、スピン量や、スピン軸などインパクトに関するその他の要素を確認します。
大抵の場合芯を外していることが多いので、クラブフェイスのどこに当たっているか注視します。”[/one_third_last]
Google+