トラックマンジャパンのMotoです。
以下のリンクの記事を訳しました;
https://blog.trackmangolf.com/when-lining-up-square-is-wrong/
Tom Stickney_PGAが書いた記事です。最後にこの記事と関係している内容を自分的な説明を足しています。
自分は、昔から、ボールを曲げすぎない為にはターゲットに対してスクエアに構えろとを言われてきました。
例外は大きく曲げる時ぐらいだけでした。皆さんもこのように、セットアップされていますか?
トラックマンのような測定器のおかげで、プロのように曲がり幅が少ないショットを打つ為には、
すなわち軌道を”ゼロ”にするためには、体の位置を多少変える必要がある事が分かるようになりました。
面白いことに、番手によって、スタンスを少し変えてセットアップする事を言ってきた人は、Ben Hoganだけでした。
彼はD-Planeの事は、まったく知らなかったと思いますが、無意識に短いクラブでは右に向くように、
そして長いドライバーは左に向くようになっていました。
この事については後ほど説明します。
上の選手のデータに軌道(青い線)と他のデータ項目が記載されています。
軌道は5.9度インサイドアウトです。ボールはターゲットより右に出て、最後にドローして戻ってきています。
しかし、よ~く見てみると、この選手はターゲット線より少し左に向いています。
Why you ask?
もし,自分が6度ほどインサイドアウトに振っていて、スクエアに構えていたら、ターゲットに戻すためには、軌道に対してフェイスをものすごく左に向ける必要が出てきます。
軌道とフェースの度合いが大きいとコントロールが難しくなります。そのため、この選手はバランスをとるために、
最初から少し左に向いているんです。
もしこの選手のアドレス時の数値、たとえば左に3度だとすれば、データは6度となっていても、最初から3度左向いているので、
実際にターゲットに対してのインサイドアウト度合いは3度になります。3度だと、
6度よりコントロールがしやすいですよね?!
ただ、私たちはロボットではないので、生徒さんに完璧な動きをするように教えたりはしませんが、言いたいことは、だれでもなんらかの”癖”はあるので、それを分かっていれば多少の修正でより良いゴルフができるようになります。
How to align your body to hit the straight golf shot (まっすぐ打つためのアラインメント方法)
どんなレベルの人でも構え方の修正はできるし、軌道を直す事も可能です。トラックマンで実際の軌道のデータを確認して、自分の癖に対して少し逆に行く動きをするだけです。
例えば、上の例の選手だと、インサイドアウトの軌道を直すためには少し左に向けて修正することです。
なので目安として、短いクラブでは左に向いて(なぜなら基本、ダウンブローに打つ為、軌道は右に行く傾向があります)、そしてドライバーのような長いクラブは左に向きましょう(なぜなら基本アッパーブローに打つ為、軌道は左に行く傾向があります)。
ターゲット方向とアドレスの向きを調整してみて下さい。必ずショットが真っ直ぐ打てるようになります。
記事は以上となります。
この記事と直接関係はないんですが、僕の”癖”と対処方法をちょっと紹介しちゃいます。
僕はこの記事の方とは真逆の癖がありまして、悪い時、”カット”軌道になり、フェイスが開く癖があります。トラックマンを使って、自分の癖がかなり明確になりました。
悪い例のデータ;
全体的なスイング方向(Swing Direction)が-3.2カットでフェイスがターゲットに対して4.6度もオープン。
結果、右に30ヤードへ飛んでいったドスライス…
今度は良い例;自分の癖を理解しているので、スタンスを少し右に向いてフェイスが先ほどより”かぶる”
イメージで打ちました。
みなさんもトラックマンを使って、自分の”癖”を理解して、治すか、僕みたいに治すのが面倒な人はうまく付き合っていって下さい!
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